以前、東広島市内の洋菓子屋さんのパティシエさんが来ておられました。
日によって、腕が上がらないほど肩、腕が痛むとのこと。
右側だけです。 ギクッとなるとしばらく痛みが続くのだそうです。
肩の動きを見てみると明かにもう一方とは違い、スムーズに関節が回転していません。
まだお若いのですが、四十肩の治療(年齢には関係ありませんが)をすると、痛まない日がちょっとずつ増えていました。
順調に治療が進んでいると安心していた矢先の先週、「ギクッとは痛くないんですが、両方の腕が痛くて痛くて」と。
バレンタインデーの前はとても忙しく、チョコを扱う力仕事も多いとのことです。
もっと大変なのがホワイトデーの前だそうです。
関節の状態はそれほど悪くなっていないようでしたが、負担がそれに勝り、痛みが両方に出てしまったようです。
数年前、あるケーキ屋さんの前で妻が出てくるのを椅子に座って待っていた時、出てくる人がみんな笑顔であることに、感慨を覚えたのを思い出しました。
子どもはもちろんお父さんもお母さんもおっちゃんもおばちゃんも。
仏頂面でケーキ屋から出てくる人はまれですね。
いいお仕事だな~とこちらまで幸せな気分になりました。
でも、その陰には大きな労苦が隠されているんですね。
笑顔を運ぶ人にこそ笑顔でいていただきたい、そう思います。