妊娠中ですが、整体できますか?

時々、「妊娠中ですが、整体やってもらえますか?」 というお問い合わせをいただきます。

母体の状態によっては難しいこともありますが、多くの場合に整体を受けていただくことは可能です。

妊娠中は肩、腰、背中が辛い…頭痛も…

「時々整体に行っていたんですが、妊娠したら『うちではもう施術できません』って言われたんですけど、肩と背中が辛くて…」

女性の身体は男性のそれより複雑で繊細です。
それが妊娠中ともなれば、いっそう大切に、大切にと考えます。
その上、妊娠中は、母体が大きく変化する時でもあるので、様々な辛い症状に悩まされる方は少なくないようです。

肩こり、頭痛、腰痛、背痛などはその代表格でしょう。

こうした症状は気持ちにも影響を与えて、長く続くと新しい命を育む期間が憂うつにさえなるかもしれません。
安易に薬を飲むわけにもいきませんし、電気を当てるのも怖い。

しかし、完全手技の体に優しい整体なら、安心して辛い症状を軽減するために受けていただくことができます。

妊婦さんへの整体

ボキボキの矯正もありませんし、おなかの赤ちゃんに負担にならない姿勢で、ある程度のことはできます。
仰向けの姿勢で、肩、首、頭部、腰、脚はだいたいコリやハリを緩めることができます。
そして、左右それぞれ横向きに寝た姿勢で、肩、背中、腰の緊張を取っていきます。
通常の仰向けとうつ伏せの姿勢で行なうより加える力は優しいので、安心です。
それに、筋肉や神経の緊張を取るのに、必ずしも大きな力が必要なわけではありません。

先日のお客様も、終わった後は 「スッキリしました!」と笑顔でお帰りいただきました。
出産を控えてご実家で過ごしておられた方に、臨月までさせていただいたこともあります。

そして、元気な赤ちゃんを出産されたお知らせをいただくのはとても嬉しいことです。
お二人の健康にささやかながら役立てたという安堵感があります。
少子高齢化対策にも寄与できたと考えるのは少し大げさでしょうか。

寝ている時に辛くなる腰痛が改善されました(30代男性)

以前に来られた30代半ばの働き盛りの男性のお客さんの例です。回復の経過をお知らせします。

夜、就寝時に感じる腰痛

2か月前から早朝4時頃、腰の痛みで目が覚めるようになりました。 それからは痛みで眠れません。

それが毎日です。 お仕事にも支障をきたすようになり、整形外科を受診されました。
X線検査では骨に異常はないとの診断で、痛み止めを処方され、寝る姿勢を工夫するようにとの指導を受けました。

整体を繰り返した時の経過

改善が見られないので、当店に来店され、5回の施術が終わりました。
痛みが出始めるとどんな姿勢をしてもおさまらない、昼間は睡眠不足で仕事に集中できないなど、生活の質に影響が強く出ていて、辛いご様子でした。
仰向けで横になってもらうと、その姿勢で腰に違和感、軽い痛みがありました。
膝を立てると楽になります。

お腹はとても固いです。お腹が引っ張っているようです。

1回目:施術終了後、腰には軽さがありました。

2回目:前回後の1週間、それまでと変化なく、痛み止めを服用しておられましたが、やはり早朝の痛みは変わりませんでした。
施術後は軽くなりました。

3回目:前回後の1週間、1日だけ朝まで痛みが出ず眠れました。痛み止めは服用していました。
施術後は楽になりました。

4回目:前回後の1週間、痛み止めは服用しながらですが、毎日痛みが出ずに朝までぐっすり眠れました。
最後の1日は痛み止めも服用せずに済みました。
自宅でお腹のコリを取るストレッチを提案し、始めてもらいました。

5回目:前回後の1週間、痛み止めは服用せず、毎日痛みは出ず朝まで眠れました。
仰向けで横になった時の腰の違和感もなくなりました。
表情も明るく、お互いに「やったね!」という感じで、今のところの改善を喜び合いました。

次は2週間空けての治療の予定です。
これまでは順調ですので様子を見て治療間隔を少しずつ開けながら治療を続けていくことになると思います。

突然襲う痛みは辛いものですし、不安になりますね。 それが仕事にも影響するとなると深刻です。

少しでも楽に過ごせる助けになれれば嬉しいですね。

久しぶりにしっかり眠れました!!

これは以前に初めて来てくださったお客様から今日いただいたうれしい言葉です。

長期にわたるストレスから不眠、耳鳴りなどの不調を抱えておられた40代の女性のお客様。
耳鳴りは東広島市内の耳鼻科にかかられておさまっているとのことでした。
でも夜はなかなか寝付けず、うとうとしたかと思うと1時間もしないうちに目が覚めることの繰り返し。
本当に辛いですよね。

整体で首、肩、背中の緊張を緩めます

整体の施術をさせていただくと、首の後ろ側、特に頭蓋骨のきわ(うなじのところ)、背中がガチガチです。
これでは横になっても体は緊張から解放されず、眠りにくいのもうなずけます。
また、「両肩に何かグリグリする固いものがあるんですよね」と。
確かに。

それで首、肩、背中を中心に施術させていただきました。

その方が今日お見えになり、「久しぶりに眠れました」と。

嬉しいですね。
そして、肩にあったぐりぐりしたものも、片方だけですがなくなっているとのこと。
うなじのところの重い痛みもなく、施術後から痛み止めを飲まなくても良くなったそうです。

私たちがストレスから解放してさしあげることはできませんが、それに伴う辛い症状を少しでも軽くできれば、ストレスに対処する気持ちや体調を整えることに役立つのかな、と感じました。

今日のスマイルの一つです。

レインドロップをしたら…「よく眠れました!」

整体に来られるお客様のお悩みによっては、アロマセラピーをご紹介することがあります。

ある40代女性のお客様。
始めは、首、肩、背中の緊張が強く、ストレスから来る不眠に悩んでおられました。

主に上半身の緊張を取るために、整体を受けておられました。

この方にはアロマセラピーもよいかもと考え、お勧めしました。
そして、2週間前にアロマのメインメニュー、レインドロップを受けられました。
昨日その後の様子をうかがうと…

レインドロップ 眠くて眠くて…

「施術の後帰宅して夕飯の準備をしていたら、2時間くらい鼻水が止まらなかったんですよ。
鼻水が止まったと思ったら、眠くて眠くて。
その日は、ほんと~に久しぶりに8時間眠り続けました!
その次の日も、その次の日も6時間くらいは眠れました。
こんなこと、この何か月ではなかったことなんです!」

4日目は、次の日がお仕事で、そのことを考えるとまたストレスで眠りにくかったそうです。

ともかく、眠ることができてよかったです。睡眠が取れないと心身のバランスが整いにくく、生活の質に大きな影響を与えます。エッセンシャルオイルを用いた、このトリートメントは、自律神経を整えてくれます。

このお客様もエッセンシャルオイルが自律神経に働きかけたことを実感され、次回は2週間後のレインドロップを予約されました。

レインドロップは、オイルの働きが施術後もしばらく続きます。
それで、最初は1~2週間の間隔で4~5回受けられることをお勧めしています。
心身が落ち着いてきたらその後は3~4週間に1度くらいでメンテナンスできるかと思います。

お客様の気持ちも体も軽くなられたこと、何よりうれしいことです。

肩こりと侮るなかれ

最近、肩から首の後ろ側の痛みで来られるお客様が多いように思います。

しかも、辛い症状がにまで出ています。

「髪をセットしていると腕が辛くなる」 「首が痛くて頭痛もする」 「天気の悪い日に腕がうずく」 など様々な症状が肩こりに伴っているのです。

肩こりに四十肩・五十肩が隠れています

そこで、肩関節の動作を検査すると、たいていちゃんと動いていません。
動いていないといっても全然動かないわけではなく、正常な方の肩に比べて動きが鈍いというか、ブレーキがかかっているというか、動く範囲が狭いというか… そんな感じです。
しかも、自分で腕を回すぶんには多くの場合、異常を感じませんが、人に動かしてもらって初めてその違いに気づきます。

これは、放っておくと、多くが「四十肩」「五十肩」になりそうな嫌な予感のケースです。
「隠れ五十肩」とでも言っておきましょう。

このような場合、ただ肩こりの施術をしただけではスッキリとしません。

腕、肩関節、首をセットにした施術で肩、腕の動きを調整していきます。

初期ですと、少ない回数の施術で楽になりますが、放置しておくと厄介なことに…

ただの肩こりと侮るのは禁物です。

妊婦さんの整体

ある日、たまたま妊婦さんが二人お見えになりました。

お一人はその月の月末が予定日の方。
もうお一人は7か月目に入ったところ。

臨月のお一人目は、腰や肩がかなり辛そうでした。
特にお尻のあたりが痛いようです。
妊婦さんでおしりや脚の後ろ側が辛くなられる方はけっこう多いです。
腰への負担から坐骨神経が緊張するためかもしれません。

よく、「妊娠しているのですが、整体できますか?」
というお問い合わせをいただきます。

当店では、安全に注意をはらい、体に負担がかからない方法で、妊娠中のお母様方に施術させていただいています。

妊婦さんの整体

まず仰向けで股関節から脚の緊張を取り、横向きになっていただきます
背骨の周囲の緊張を取った後、腰、お尻を緩めていきます。
おしりは「柔らかい」というイメージですが、これがなかなか、悪い人はとても「固い」です。
骨盤の矯正ができれば状態はずいぶん変わるのですが、今回はそれはなし。
対症療法的ですが、ずいぶん楽になられたとこのことで、良かった、良かった。

あとは元気な赤ちゃんを産んだ後で、本格的な治療ですね。
出産後も子育てで、体には負担が増えますし。

少子化問題がよく取りざたされますが、こうして新しい命を育んでおられる方のお手伝いができるのは嬉しいことです。

四十肩・五十肩は早めの対処で!

ある50代の女性のお客さんは、肩に「ビリッ」という痛みを感じるようになって2週間ほどとのこと。
コートの袖に腕を通す時が苦痛で不自由なようでした。

いわゆる「四十肩、五十肩」と思われる症状です。

最初の施術からちょうど1週間後の2度目の施術のとき。

「その後いかがでしたか?」

「まだ痛みはあるんですが、コートを着るときには痛くなくなりました!」
と嬉しそうにおっしゃいます。
2度目の施術の後には肩の可動範囲もさらに広がっていました。

どうして肩の痛みを放っておくの?

四十肩・五十肩を経験した方は対処方法に関してずいぶん迷われるようです。
経験者から
「そのうちおさまるから大丈夫」

「自分も1年くらいで治ったから。とにかく運動不足なんだから、肩や腕を動かすようにしたらいいよ」
など、色々お聞きになられるようです。

それに加えて、
「私が『五十肩?』まだそんな歳じゃないのに」
と現実を認めたくないお気持ちもあるのでしょう。
対処を送らせてしまうことが多いようですね。

四十肩・五十肩を放っておくと…

確かに、自然と治まる方も少なくないようですが、放置しておくことで状態がいっそう深刻になることも多いのが事実です。

肩の関節周囲の筋肉のコリや神経の緊張がとても強くなって「固まっている」イメージです。

錆びた蝶番を動かそうとすると「キーキー」音がしますね。

そんなイメージです。

そうなると錆を落として油をささないとスムーズには動きませんね。

放っておくと本当に固まってしまいます。
1年くらい我慢してこられたお客さんの肩は、腕がほとんど上がらないほど悪くなっていました。
50代半ばまでスポーツで肩を酷使してこられたあるお客様は、夜、肩や首が疼いて眠れないほどでしたが、週2回の施術を始めて2ヶ月ほどでその痛みはなくなりましたが、1年余りたった今でも辛くなることがあるそうです。
こうなると治療の回数もかかりますね。
それに、何かの拍子に「ビリッ」を感じるのはストレスです。
痛みをこらえながらの期間と、回復のための時間や費用を考えると、本当に気の毒に思います。

一方、今回の方のように早めに対処すればそれだけ早く楽になれます。
早く痛みから解放されますし、治療のために費やす時間も費用もぐっと少なくてすみます。

それに、肩に負担がかかるお仕事だと、20代の方でも同じような症状が見られます。
その痛みは、必ずしも加齢の象徴ではないのです。

四十肩・五十肩は早めの対処で生活の質を維持しましょう。

痛みの箇所は移動する

施術を重ねていくと、痛む箇所が変わっていく方が多いです。

「前回は首から肩にかけて痛かったんですけど、今日は肩甲骨の内側が痛いです」
「腰の痛みは楽になったんですが、お尻に違和感を感じるようになってきました」
といった具合です。

整体を受けると痛みの箇所が変わることを不思議に思われる方もおられるので、簡潔に触れておきます。

痛みの移動は良い変化の証拠

これは施術によって体が変化していることの現れで、順調に整体の効果が見られている証拠です。
多くの方が、痛む箇所が移動しながら全体に楽になっていかれます。
それは整体によって痛みの本当の原因が徐々に明らかになっていくからです。
また、最も歪んでいたところを調整すると、その次に歪んでいたところが痛みとなって出てくる、というとわかりやすいかも知れません。

いずれにせよ歪みの原因にその都度アプローチすることで、身体は着実に治癒力がアップし、楽になっていきます。

どうぞご安心ください。

整体で頭痛がらくになる

頭痛で悩まれている方が多くお越しになります。

痛み止めを度々服用することでなんとかしのいでおられる方も少なくありません。

頭痛は辛いですね。軽い頭痛でも集中力はないし、仕事の効率は落ちるし。ひどいと、何も手に付きません。横になっていてもしんどいだけで眠ることすらできません。痛みで嘔吐してしまうこともあります。

「頭痛もち」でなくても痛みが出やすい時期もあるのかもしれません。

ある年の1月、一日の内に頭痛の方が4人来られました。

引っ越し直後の30代の奥様
50代のお父さん
20代の介護職の女性
妊娠中の30代女性

年齢も状況も様々ですね。

整体で頭痛がらくになるのでしょうか?

整体で頭痛が?

整体で頭痛が楽になるの?と思われる方もあるかもしれません。

ハイ!楽になります。

頭痛の原因は色々ですが、そのほとんどに、背中、肩、首の筋肉のコリが関係しています。

筋肉が緊張すると神経も圧迫を受けて痛みが出やすい状態に。

血行も悪くなるので悪循環ですね。

それで、頭痛の方の施術は、肩こりの施術に+αで行っていきます。

片頭痛と思われる方には頭部の神経の調整で、緊張型と思われる方には背中から肩、首の筋肉を弛めることで、施術後には楽になっていただけます。

痛み止めを常用しておられた方も着実に服用の頻度と量が替わります。すっかり飲まなくてよくなったと言われる方も少なくありません。

首痛、寝違いは辛い

少し以前のこと、首が痛いと30代の男性のお客さんがありました。
首を左右に向けるのも辛そうです。(※写真はご本人ではありません)伺うと、関東からお仕事で一時的に東広島に来ておられるとのこと。
そして、1ヵ月近くホテル暮らしで、一年の半分くらいはそのような生活なのだそうです。「奥様やお子さんは寂しく思っておられることでしょう」とうかがうと、
「もう慣れていると思いますよ」とのお返事。

でも、おっしゃる以上にご家族もご本人も慣れてなどおられないはず、と勝手に思います。
その証拠に、首が回らなくなっておられるんですから。

食事は毎日外食で、飽きてしまうそうです。

奥様の手料理が懐かしくないはずありません。

お子さんの顔を見たいに違いありません。

いくら、スマホやSNSが一般的とはいえ、一緒に過ごす時間は貴重です。

現代の「出稼ぎ」かなぁなどと失礼なことを考えました。 いずこもお父さんは頑張っておられるんですね。

首の整体は広範囲

首の整体は上半身のけっこう広範囲になります。

ポイントになる腕の施術をまず。

それから首の付け根、首の後ろ、肩、背中を30分整体で。(キャンペーン中だから結構頑張りました)
終わると、首は「ブラブラ」です。(ちゃんとついています)
「あっ、回る!」と喜んでおられました。

帰りは自転車で、「餃子の王将」へ。