整体で頭痛がらくになる

頭痛で悩まれている方が多くお越しになります。

痛み止めを度々服用することでなんとかしのいでおられる方も少なくありません。

頭痛は辛いですね。軽い頭痛でも集中力はないし、仕事の効率は落ちるし。ひどいと、何も手に付きません。横になっていてもしんどいだけで眠ることすらできません。痛みで嘔吐してしまうこともあります。

「頭痛もち」でなくても痛みが出やすい時期もあるのかもしれません。

ある年の1月、一日の内に頭痛の方が4人来られました。

引っ越し直後の30代の奥様
50代のお父さん
20代の介護職の女性
妊娠中の30代女性

年齢も状況も様々ですね。

整体で頭痛がらくになるのでしょうか?

整体で頭痛が?

整体で頭痛が楽になるの?と思われる方もあるかもしれません。

ハイ!楽になります。

頭痛の原因は色々ですが、そのほとんどに、背中、肩、首の筋肉のコリが関係しています。

筋肉が緊張すると神経も圧迫を受けて痛みが出やすい状態に。

血行も悪くなるので悪循環ですね。

それで、頭痛の方の施術は、肩こりの施術に+αで行っていきます。

片頭痛と思われる方には頭部の神経の調整で、緊張型と思われる方には背中から肩、首の筋肉を弛めることで、施術後には楽になっていただけます。

痛み止めを常用しておられた方も着実に服用の頻度と量が替わります。すっかり飲まなくてよくなったと言われる方も少なくありません。

整体でしつこい肩こりと頭痛が軽減!!

しつこい肩こりと頭痛

約2か月前から40代半ばの介護福祉士の仕事をしておられる女性のお客様が来てくださっています。

お悩みは、しつこい肩こりと頭痛です。

お仕事がら肩、首に負担がかかるのだと思いますが、慢性的に首の後ろ側から肩、そして背中が痛いとのことです。

更に頭痛もひどく、1週間のうち4~5日鎮痛剤を飲まないと仕事できないほどでした。

整体やマッサージなどにも行かれましたが思ったような結果は得られなかったようです。

そこで、職場の同僚の紹介を受けてお越しくださいました。

1,2回の整体では ???

1回目:直後は楽になられましたが、二日と持ちませんでした。整体を受けておられるときの様子は、痛くないかと「構えて」おられるような印象で、すぐに「痛い、痛い」と言われます。

2回目(1週間後):施術後は楽になられました。頭痛の変化はあまりありませんでした。

この時点でお客様も「???」だったかもしれません。(優しい方なのではっきりとは言われませんが)

私も内心、「ちょっと手ごわいかも」。

それでも引き続き治療されました。

3回目以降の整体で変化

3回目(1週間後):首後ろと肩の稜線の痛みはかなり楽になっておられました。しかもその状態が6日くらい続きました。そして、頭痛がある日が少し減ってきたようです。しかし、肩甲骨内側の強い痛みはすぐに戻るようです。(悔しい!)

でも前進です。

4回目(1週間後):肩・首のこりや痛みはほぼ1週間なくなっていました。来店の前日の晩ころから痛みが出始めたようです。頭痛の鎮痛剤は1日だけ服用されました。この頃から、施術に対する敏感な反応はなくなりました。「強めの施術」でもリラックスして受けておられるので、整体の効果も倍増です。

この時点で、良好な状態が1週間しっかり続いたので、治療間隔を2週間に変更してみました。

5回目(2週間後):良好な状態が1週間余り続きました。

6回目(2週間後):良好な状態が1週間余り続きました。8日目頃から肩こりがひどく頭痛もありましたが一晩休むと回復するようになられました。頭痛がずーっとは続かないので鎮痛剤は1回だけ服用しました。

7回目(2週間後):2週間通じてほぼほぼ良好です。10日目頃に頭痛があったそうですが、軽い鎮痛剤を1回服用するだけで回復しました。肩の痛みはほぼ取れていますが、肩甲骨の内側の「奥の方にある」(お客様の表現)こりはまだ悪さをするそうです。それでも痛みの場所やこりを取るための力を加える方向がはっきりしたので次回の治療は更に進むものと期待しています。肩甲骨のこの部分、頭痛と深い関係があります。

自己治癒力の回復は徐々に

今回、最初4回は1週間に一回、その後は2週間に一回の治療ペースで順調に推移していると思います。

当初「2週間は鎮痛剤を飲まなくてもすむように」がお互いに目標にしたことでしたが、現時点で薬を飲む頻度は1/3になっています。(嬉しいですね!)

まだ痛みが出る日があるようですが、一晩休むと回復するようになりました。

これは、ご本人の自己治癒力が回復しつつあることの現れだと思います。

治療を始める前は一度頭痛が出始めると痛み止めを飲んでも数日それが続いたようですので、このことを考えると確実に体は変わってきています。

このお客様が最初の2回位であきらめてしまっていたら、結果は違っていたことでしょう。

辛抱して治療を受けられたので順調に回復することができています。

整体の治療はお客様との二人三脚ですね。

ありがとうございます。

頭痛には腕の整体が効果的

(2018/7/18のできごとです)

今日も東広島は朝から猛暑。暑~い一日でした。

午前中妻は外出し、かなりの熱が体に蓄積している模様。昨日からの疲れが取れず、お昼には「頭、痛~い」と頭痛を訴えます。

そういえば起床したときも首の後ろが辛そうでした。午後からも外出の予定が合ったので、「大丈夫かな~」と心配です。

そこで、30分だけパパっと整体です。

メインは「腕」

腕が緩むと頭痛が楽になる

1週間ほど前、こんなことがありました。

妻は体力がない方なので、疲労が溜まるとすぐに調子を崩します。肩、首、腕はすぐにこり、頭痛が出てきます。自律神経のバランスも崩れます。

その日の朝4時頃、あまりに辛くて目が覚め、しんどそうにしているので、私も目が覚めます。でも、この時間からしかも起き抜けに整体するのはこちらとしても少々辛い。

そこで、寝床で鎖骨の下と腕だけを優しく、優しく、何度か緩めました。

時間にして15分くらいだったでしょうか。

そうすると眠い目をこすりながら整体している私をしり目にスヤスヤと寝息が…。

翌朝の目覚めもよく、頭痛も楽になっていました。

頭痛の整体には必ず腕の施術が含まれます

それで、今日は時間も限られているので、首、肩の整体をちゃっちゃとやった後、腕を丁寧に。後半10分ほどで背中側の肩甲骨周りと背骨を緩めました。もう少ししたかったのですが、ここで30分整体のタイムリミットです。

その後外出して用事を済ませて帰宅した妻は

「あ~、おかげで動けた~。頭も痛くないし、元気だったよ!」

良かった、良かった。

なぜ、腕の整体で頭痛が軽くなるのでしょうか?

腕が張ってくると、当然腕や肩の血行が悪くなります。

そして腕のこりは肩周りの筋肉を引張り、それはやがて首へと。

そして頭痛に。

筋肉は、腕ー肩ー背中ー首ー頭とつながっていますもんね。

もちろん、頭痛の原因は様々ですので他の要因が関係している場合はこの限りではありません。 

参考まで。

頭痛と背中は関係ある?

首の後ろ、後頭部が痛い

40代の男性のお客様です。

「首の後ろ、後頭部が重く、痛くなってふらふらします。」

早速、診てみますと首周りはかなり固くなっています。
うなじのあたり(首と頭蓋骨後頭部の際)もとても固いです。
それで、首、頭痛の整体をしました。

施術後はすっきりしたご様子です。

3日後に再びお電話いただき、
「車を運転している時にすぐに頭の後ろが重くなって辛いんです。」とのこと。

頭痛の原因は背中?

来店していただいて、再度整体しました。
この時は、首、肩に加えて、背中を集中的に弛めました。
背骨の際がとても固く、背骨が背中の筋肉に埋まっているような状態です。

これでは首~頭の後ろ側を強く引っ張って、痛みが出てもおかしくありません。

「運転していて、片手で頭を支えるようにしているとちょっとは楽なんですけど…」

なるほど… やっぱり背中が影響しているのかもしれません。

背骨の際の上半分、胸椎周りを、背骨の軽い矯正を繰り返し施しながら筋肉を弛め、背骨がはっきりわかるようになったら、その際の神経を伸ばすように整体しました。

その翌日、再びお電話。

「昨日整体してもらって、楽だったんです。今日、時間取れたので背中やっていただこうと思って。」

この方の場合、背中は震源地の一つかもしれません。

引き続き取り組みます。