どのくらいの間隔で通えばいいですか?
時々お客様から
「どのくらいの間隔で来ればいいですか?」と尋ねられます。
「どのくらいの期間をおいて来たらいいですか?」とも。
その方の身体の状態にもよるので一様ではありません。
ただ、ほぼ間違いなく言えることは、
最初のうちは治療の間隔が長ければ長いほど、施術による効果は現れにくいということ、
そして、次回の施術までにある期間をおかなければいけないということはない、ということです。
最初はあまりあけずに
まず一つ目。
施術によって体は変わり始めますが、最初のうちは、それまでの生活習慣や蓄積された身体の「歪み」のせいで、どうしても元に戻りやすいものです。
それで、完全に元に戻ってしまう前に次の施術を受けると状態は一歩前進します。
「三歩進んで二歩下がる」のように思えますが、こうして身体は着実に改善していきます。
一方、余りにも間をあけると「三歩進んで三歩下がる」を繰り返すので、なかなか効果が長続きしないことでしょう。
それで、通常は最初のうちは1週間に一度のペースをお勧めしています。
ひどいぎっくり腰やこじれた五十肩のように、生活の質にかなりの支障が出ている場合は、1週間に二度くらいが良いと思います。
もっとも、希望される方は毎日来られることもあります。
以前、ひどい坐骨神経痛と大腿神経痛と思われる症状で来られていた65歳男性は退職されて時間もあったので、最初の1週間は毎日来られました。
そのうち、週一、二週に一回、一カ月に一回と施術間隔を伸ばしても痛みのない日が続きました。
始めのうちに集中的に施術を受けられたのが良かったのだろうと思います。
ですから、最初はちょっと頑張ってなるべく間隔を開けないように治療し、徐々に伸ばしていくというのが良いように思います。
「整体を頻繁に受けると悪い」ということはない
次に二つ目。
もうおわかりのように、次の施術までに最低何日かはおかなければいけないということはありません。
当店の整体は、体に優しいので毎日受けると毎日快調です。
うちの妻が調子悪い時は毎日整体しています。
昨夏前に、
「来週海外旅行に行くんだけど、脚の神経痛が痛くて」
と来られた70代の女性のお客様がありました。
何とか少しでも楽になって旅行に行きたいと、1週間毎日来られました。
その甲斐あってか、ずいぶん楽になられて海外旅行を楽しまれたようです。
こうして、お客様に合った施術計画を提案させていただいています。
定期的に来ておられるお客様は、ご自分の身体が必要とするメンテナンスのペースを掴まれて、上手に体を管理しておられます。
施術を受けられる参考にしていただければ幸いです。