先日の土曜日の朝のことです。

柔道着 帯朝7時半頃、自宅の前の路上に真新しい柔道着の帯が落ちていました。
帯には立派な刺繍でお名前があります。
どちらかのお子さんが落とされたものと思い、早く手元に戻らなければ困られるだろうと、近くのA中学校にお電話しました。
この日は授業がないので、どうかな、わかるかなと思いつつ、

「あの~、これこれしかじかのものを拾ったのですが、お宅の生徒さんではありませんか?」
男性の先生:「ああ、そうですか。あいにくうちの学校にはその名前の生徒はいませんね。」

701745即答です。
「隣の学区の生徒さんかもしれませんよ。」

それで、隣の学区のB中学にお電話。

「あの~、これこれしかじかのものを拾ったのですが、お宅の生徒さんではありませんか? A中学ではないそうなんですが。」
男性の教頭先生:「そうですか。うちにもその名前の生徒はいませんね。小学生ということもあるのではありませんか。」

これまた、即答です。

その先生に学区の小学校の電話番号を伺い、C小学校にお電話。

028420 1女性の教頭先生:「ああ、その名前の生徒ならうちに3人います。そのうちの誰かのもかもしれません。月曜日に尋ねてみます。」

これまた即答です。

どの先生も、名簿を確認するまでもなく、すべての生徒さんの名前を記憶しておられるようです。
それぞれの学校の送生徒数は以下の通りです。

 

A中学校:339人
B中学校:560人
C小学校:1048人 (Gaccom調べ)

現場の先生からすると当たり前なのかもしれませんし、「教師ならそのくらいあたりまえ」というお考えもあるかもしれませんが、
でも、私は正直びっくりです。
特に小学校は1000人以上の生徒数にもかかわらず、「3人います」と間髪を入れないお返事。

教育現場の抱える問題はニュースでよく耳にします。
お客様の中にも教職員の方がおられ、そのご苦労も垣間見ることがあります。

そんな中、先生方の生徒への関心や気配りを感じた小さな出来事で、感謝ですね。
失礼な言い方かもしれませんが、正直「エライ!」と思いました。
親の立場のお客さんにこの話をすると、ビックリされる方が少なくありません。
案外、こういうことは影のご苦労で、知られていないことかもしれませんね。

帯は、東広島市内の最寄りの柔道教室の責任者の方の連絡先をネットで調べて、無事にその日のうちに持ち主のところに戻りました。
持ち主は、うちの近所のかわいらしい女の子。
灯台下暗しでした。

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